モントレー国際大学院を選んだ理由

Filed under: MIISについて,Path to MIIS — Satoko Kanamori at 9:42 pm on Sunday, October 7, 2012

皆さんこんにちは。翻訳・通訳専攻一年の金森です。今回は、私がなぜモントレー国際大学院に来たかについてお話したいと思います。

私はいわゆる帰国子女で海外生活が長く、高校からアメリカンスクールに行き、大学もニューヨークで過ごしました。以前から翻訳者・通訳者になりたいと思い、大学を卒業した後に本格的に翻訳・通訳の勉強ができる学校を調べました。大学4年生の夏休みには、日本で様々な翻訳・通訳養成学校を訪れ、どのような勉強、研修をするのかについて調べました。この時わかったことが、日本での翻訳・通訳養成学校に通っている人たちは仕事をしていて、仕事が終わった後や週末に養成学校に通うので、一般的な「学生」とは違うということです。コースもTOEFLのスコアやレベルごとに分かれているので、大学院のように2年間で総合的にスキルを磨くのではなく、短期間で集中的にスキルを習得するということです。また、日本での養成学校は日本語が母国語前提なので、私のように英語で生活することが多い人たちや英語ネイティブの人たちにはふさわしい環境ではないかもしれません。

また、大きな違いは、モントレー国際大学院では日本語ネイティブも英語ネイティブも同じ教室で勉強するので、英語ネイティブの人に日英の翻訳・通訳の間違いを指摘してもらうことができたり、言語のニュアンスなどを話し合ったりすることもできます。養成学校と違い、2年間かけてじっくり翻訳・通訳を学ぶので、授業の外でもお互いに練習できるという点でも異なります。また、日本語だけではなく、フランス語や中国語、ドイツ語など7カ国語もの翻訳・通訳の学生がいるので、多くの言語でリレー通訳の練習ができ、異なる文化を間近で感じることができます。これは、翻訳・通訳以外にも重要なスキルだと思います。

アメリカの大学院でも翻訳・通訳、特に日本語のプログラムがあるところは限られています。モントレー国際大学院は、翻訳と通訳両方のプログラムがある他、学校としての実績も非常に高いです。就職率も高く、2年間かけてプロの翻訳者・通訳者になる研修を受けます。もし翻訳・通訳の勉強を本格的にしたいのならば、モントレー国際大学院はいかがでしょうか?



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