モントレーでの一年を振り返る

今回は、期末試験も始まり、もうすぐ二年生ということで、一年を振り返る回にしたいと思います。また、これから一年生がMIISに入学されるということもあり、事前にモントレーで何が出来るのか、お話しすることにします。   まずは勉強面。一学期目は様々なトピックに関して翻訳や通訳の練習をし、手広く浅く、翻訳とは何か、通訳とは何かを学ぶ、習うより慣れる日々でした。カバーした分野は観光、レシピ、政治、文化、経済などなど。僕は他にもTLM(翻訳ローカライゼーションマネージメント)のクラスを二つ(翻訳支援ツールとローカライゼーションマネージメントの授業)選択科目として取りました。元々はCI(会議通訳)の修士を考えていたので、これらの授業は必修ではなかったのですが、とても興味のあるトピックでしたので、履修しました。TLMの授業の良いところは、他の言語を学んでいる学生と一緒に授業を履修できることです。他の言語の通訳や翻訳のビジネス環境などを知る良い機会でもあるので、オススメです。また、将来授業で知り合った学生から仕事をいただくこともあるかもしれません。TLMの学生は翻訳マネジメントを学んでいるので、将来のクライアント候補なのです。   二学期目は翻訳と通訳のコースを全て履修すると、それだけで16単位に達してしまいます。僕もTLMの授業は一つも取れませんでした。また、二学期目は経済や金融関係にフォーカスした授業構成となるため、最近の出来事などの背景知識が大事になってきます。普段からニュースを読み聞きしている必要があります。池上彰さんの本や、柴田真一さんの『図解式金融英語の基礎知識』などを読んでおくと良いと思います。僕は週刊誌や本など比較的よく書けているものを写経すると表現力の向上に役立つと言われたので、数分だけでも日々ニューズウィークなどの文章を書き写すようにしています。   生活面の話もしたいと思います。とても苦労したのは、家探しです。僕は最終的にはルームメイトを見つけてふたり暮らしをしています。それも、3日で家は見つかるだろうと思って泊まっていたホステルから出ていかなくてはならない日にフェイスブックを通して出会ったルームメイトと住んでいます。ひとりで部屋を探すよりも気の合う友だちをまず探したほうが良いかもしれません。たとえ好条件の物件を見つけたとしても、ルームメイトと上手くいかないと生活は大変です。僕とルームメイトはお互い日本人で家のものは共通口座で買っています。まずは、先輩を見つけて部屋の空きがないかを聞くなどすると良いかもしれません。きっと親身になって助けてくれるでしょう。   あとは、健康管理ですね。日本食が食べたい場合は車を持っている人に頼んでサンノゼのミツワに連れて行ってもらうと良いでしょう。ミツワは日本の食品が買えるスーパーです。ジムやスポーツ施設は日本よりずっと安く、豊富なので、心配ありません。モントレーペニンシュラカレッジでは無料でジムやテニスコート等が一般に開放されています。テニスラケットも日本の半額程度で手に入ります。学校には卓球台もありますし、ズンバなども無料で出来ます。   これから二年生になる僕たちは新入生が入学されるのを楽しみにしていますし、内心自分たちが先輩でいいのだろうかなどと心配したりしています。一緒に切磋琢磨出来ればと思います。 先輩方とも同級生ともしばらくお別れです。皆さんが実り多き夏を過ごされることを心より祈っています。 「待てといふにとまらぬものと知りながらしひてぞ惜しき春の別れは」 読人しらず

ICUからMIISへ

Filed under: Life in Monterey,MIISについて,Path to MIIS — Shinichiro Tanaka at 9:17 am on Monday, October 22, 2012

皆さんこんにちは、そして初めまして。会議通訳専攻1年の田中です。 幼い頃より海外で生まれ育ち、日本という国から少し距離をおいて物事を考えてきました。なので、日本で勉強や仕事をし、キャリアを積み上げていくという一般的な道筋よりも自分にとってより効果的な道程はないだろうかと考え、一年間のギャップイヤーを経て、モントレーで勉強するのが良いという考えにいたりました。理由を挙げると、アメリカで一番なら良いに違いない、院に行くなら二年間はやりたい、インターンもやってみたい、ということで決めました。 受かるも八卦、受からぬも八卦と思い、MIISに願書を送りました。受かったら行く。受からなかったら行かない(行けない)。という至ってシンプルな思考をしていました。受からなかった場合は、日英翻訳の先生に弟子入りしていたので、そのままフリーランスで翻訳を続けながら、ボランティアなどをしながら、チャンスを待つか掴みに行くか、したと思います。とはいえ、大学を卒業してからずっとフラフラしているのも良くないので、焦りはありました。 モントレーの良さは何といってもブランド力だと思っています。あと、ネットワーク。国際基督教大学(ICU)で通訳や翻訳の勉強をしていたので、何人かはその道の人とも知り合えたのですが、ICUで授業を受けている人の大半は他の道に進みます。ただ、いろんな道にみんなが進むので、将来のクライアントとしては有望な人はたくさんいると言えるでしょう。そのへんを今後活かせるかどうか…(笑)。ちなみに、通訳や翻訳の授業は良かったです。通訳サークルにも参加していたので、貴重な経験をたくさんさせていただきました。なので、MIISでこの経験を生かさねば、と思っています。 ICUの授業では、早い段階から同時通訳を習いました。これは、最終的に難しいのは逐次通訳、という考えからだと思います。おかげで僕は同時通訳に対して難しそう、とか大変だというイメージをあまり持っていません。逆に逐次通訳の方が苦手です。なので、逐次通訳をまず勉強するMIISのやり方はありがたいです。これで逐次の苦手意識を払拭できれば、と思っています。 ICUのサークルでは会議などの通訳や、大学の講義の通訳など実際の通訳と同じような環境で通訳をする機会がたくさんあったのが特に良かったです。日本の良いところは通訳や翻訳を始めるにあたってのハードルが低いところだと思います。学生の頃からバイトのような形で仕事が出来るのは、経験を積むのに便利です。まあ、あまり安く引き受けると市場にとって悪影響となりうるので、ボランティア以外は控えるようにしていましたが。また、大学自体がバイリンガルなので、寮に住んでいたのですが、月に一度の寮会の逐次通訳を2、3時間ぶっ続けでやるなど、練習の機会はそこら中に転がっていました。 モントレーへと飛び出した理由は、仕事を頼んでいただいた方にもっと自信を持って通翻訳サービスを提供したい、という思いからです。また、僕の翻訳の師匠はCATなどを使っていなかったこともあり、今の時代に合った通訳・翻訳のあり方を見極めるために、様々な通訳者や翻訳者の集まるMIISに行きたいと思うようになりました。 MIISの恵まれた環境を最大限活用し、精進し続けたいと思っております。ちなみに今年の日英通訳・翻訳一年生は僕も含め、全員10月24日から27日までのATA(American Translators Association)の会議に参加します。ATAでたくさんの翻訳者や通訳者の方々とお会いできることを楽しみにしております。今後とも、よろしくお願い申し上げます。 勉強とはあまり関係ないのですが、有名なモントレー・ジャズフェスティバルに三日連続で行ったり、ホエールウォッチングなどをしたりと、勉強以外でも素晴らしい経験をさせていただいております。観光地としてもモントレーは素晴らしい場所ですよ。

日本から持ってきた方が良いもの

Filed under: Life in Monterey — Chikako Tanada at 1:28 pm on Sunday, April 29, 2012

今秋入学予定のみなさんの中には、そろそろ荷造りについて考え始めている方もいるかも知れません。未開の地に行く訳ではないので、大体の生活必需品はこちらで手に入ります。日本語の書籍や日本製のものが必要な場合は、オンラインショッピングを利用したり、サンノゼあたりまで行けば買うことが出来ますが、やはり値段は日本の倍以上だったりすることもあります。今回は、先輩やクラスメイトに聞いた「日本から持ってきた方が良いもの」をご紹介したいと思います。   電子辞書 授業ではノートパソコンを持ち込むので、オンライン上の辞書を使用することもできますが、学校ではネットワークがダウンしてしまいネットが使えなくなるという事態もあります。電子辞書はこちらでも購入出来るようですが、種類があまりなく、値段も高いようです。なので、まだ電子辞書をお持ちでない方は、日本で購入してくることをおすすめします。私を含め、大体のクラスメイトはCASIO EX-wordシリーズか、セイコーの電子辞書を持っています。   文房具 筆記具は断然日本製という声がありました。もちろん、こちらでもノートやペンはありますが、アメリカ製のノートは薄っぺらく、ペンは書きづらいものが多いです。日本製のペンも売っていますが、日本から輸入しているので値段は割高です。スーツケースに余裕があれば、使い慣れたペンやノートを持ってくることをおすすめします。また、ちょっとしたお礼状などを書きたい時に、こちらには気の利いた便箋や封筒などがないという意見もありました。お礼状を書く機会などは人それぞれですが、和柄の一筆箋などを持ってきておくと、何かの時に役立つかもしれません。   経済本 1年生の二学期目のテーマは経済です。冬休み中にほとんどの人が経済本を読んで予習しますが、サンノゼにある紀伊国屋で購入すると値段は日本の二倍ほどで、品数も貧弱です。日本のアマゾンで購入できますが、関税と送料を払うと、かなりの額になります。もし、冬休み中に日本に帰国するつもりがないなら、何冊か経済本を持ってきておくことをおすすめします。ちなみに、私が先輩から教えてもらって重宝している本は柴田真一の『図解式 金融英語の基礎知識』です。同じ著者の『金融英語入門』は今学期の英日翻訳の先生からのおすすめです。   衣類 MIISのホームページの写真を見ると、カリフォルニアは暖かくて晴れていて…というようなイメージですが、日本人にとってモントレーの夏は肌寒いです。夏でも半袖だけで出歩くことはほとんどなく、常に何か羽織るか上着を持ち歩いています。冬はダウンジャケットを着るくらい寒い日もあります。なので、冬物のコートやセーター、春夏の羽織ものを何着か持ってくることを強くおすすめします。必要であればこちらで買うことも出来ますが、日本人女性でかなり小柄の方はぴったりのサイズも見つけるのは難しいと思います。言うまでもありませんが、洋服のデザインと質は日本製には敵いません。女性の少数意見としてストッキングがありました。もちろん、ストッキングも日本製が良いのですが、こちらでストッキングを履く機会は2月のキャリアフェアくらいかと思います。アメリカのストッキングでも1日くらいであれば事足りると思います。なお、キャリアフェアの際はスーツ着用ですので、スーツを持参されることもお忘れなく。   常備薬 ご存知かと思いますが、こちらの市販薬はかなり強いです。また、医療費の高いアメリカでは日本のようにすぐに病院に行けません。学期の中盤や冬場は学校内で風邪が流行ります。私もこちらの風邪薬を試しましたが、指示された量より少なめに服用しても胃が痛くなり大変でした。頭痛薬や風邪薬、目薬などのちょっとした常備薬は使い慣れたものを日本から持って来た方が良いです。これは個人的な意見ですが、こちらにはビオフェルミンのような整腸剤がないようですので、お腹の弱い方はビオフェルミンを持ってくることをおすすめします。   メガネ・コンタクトレンズなど もちろん、こちらでもメガネやコンタクトを購入出来ますが、コンタクトレンズ等を購入するための眼科の受診は、AIUなどの留学生用保険ではカバーされません。よって、全額自己負担です。また、こちらでメガネやコンタクトレンズを作ると、日本の眼科で作るよりも度数を強めにされることが多いようです。必要な方は、新しメガネやコンタクトレンズを日本で新調してきた方が良いかもしれません。私はハードコンタクトレンズを使用しているのですが、目薬も含めてケア用品はすべて日本から持ってきたものを使っています。こちらでも探せばケア用品があるのかも知れませんが、レンズに合わない洗浄・保存液を使ってレンズが曇ったりすると困るので、こちらのものは一切使っていません。   化粧品 化粧品は女性に限りますが、やはり日本人の肌に合うものは日本の化粧品です。こちらでも日本で販売されているClinique、Estee Lauderなどの海外ブランドの化粧品がありますが、日本にあるものとは若干成分が違うため、肌荒れを起こしてしまう場合もあるようです。敏感肌でお化粧をされる方や化粧品にこだわりがある方は、直接肌につける化粧水、乳液などの基礎化粧品とファンデーションなどは数ヶ月分だけでも日本から持ってきた方が良いかもしれません。これは個人的な意見ですが、こちらでは日本のようなメイク落としがありません。特にオイルのメイク落としは日本食材のスーパー以外で売っているのを見たことがありません。オイルクレンジング派の方は、日本から持って来た方が良いです。ちなみに、がっつり毎日メークをしている学生は日本人と韓国人くらいですが…。   その他 少数派の意見として、カイロ、歯磨き粉やデオドラント、あぶらとり紙がありました。モントレーでカイロを使うくらい寒い日はあまりありませんが、寒がりの方や冷え性の方は日本から持ってきた方が良いかもしれません。こちらのカイロは使用中に中身が漏れて手が真っ黒になってしまうことがあるようです。また、アメリカ人のクラスメイトからはアメリカの歯磨き粉やデオドラントなどは日本に比べて成分が強いため、日本人には合わないかもしれないと言った声もありました。あぶらとり紙はこちらでも売っているようですが、値段が高く、あぶらとり紙を置いているお店が少ないようです。   以上が先輩・クラスメイトに聞いた日本から持ってきた方が良いものです。先にも書きましたが、値段が割高でも、大抵のものはこちらで手に入りますので、あまり心配なさらないで下さい。また、日本語T&Iの先生方や学生はみんな親切ですので、こちらに来てからどこで何を買えば良いのか分からない場合は、遠慮せずに聞いて下さい。  

モントレーお役立ち情報

Filed under: Life in Monterey,T&I Student Life — Keitaro Morita at 10:11 am on Tuesday, April 24, 2012

新しい街に移り住んだとき、それまで住んでいた街のようには勝手が行かずに困った覚えはありませんか?森田は昨年の8月に東京都練馬区からこちらモントレーに移り住んだのですが、地元密着型の情報源があまりなく、街を開拓し切るまでに時間がかかりました。ですので不便な思いをすることもしばしばでした。 そこで、潜在的なMIISの学生さんである皆さんのために、今回はモントレーのお役立ち情報をそっと教えますね。(尚、日本の食材を購入できるお店や日本食が提供されている食事処については、棚田周子さんが執筆した4月8日付の本ブログ「モントレーで買える日本食材」をご参照ください。) 銀行 海外生活を始める際に行わなければならないことの1つが銀行口座の開設。学校近くにある銀行には「Bank of America」と「WELLS FARGO」の2つがあります。いずれも学校から徒歩5分圏内。両銀行ともに「サービスがよい」と側聞しています。 郵便局 海外にいると時として大切な人に手紙を送りたくなるものです。学内にも郵便局がありますが、15時過ぎには閉まってしまいます。そんなときには近くの郵便局へ。学内の郵便局では扱えない郵便物も扱ってくれます。職員の方も親切ですよ。 病院 海外に住む際に気がかりなのが病院。緊急の場合には「Monterey Bay Urgent Care」に行ってみるのも手です。学校から徒歩で10分ほどですし、国民皆保険のないアメリカの医療費は日本のそれと比べて高いと言われますが、このセンターの医療費はそれほど高くないとも聞いています。 薬局 病院と来れば次は薬局ですね。アメリカで処方箋を扱ってくれるお店と言えばやっぱりチェーン店の「Walgreens」。薬を処方してもらえるのみならず、ジェネリック薬品の豊富な品ぞろえを誇ります。加えてパスポート用の写真も撮ってもらえますし、お菓子、飲み物、日用品まで何でもそろっています。アメリカ版のマツキヨ、といったところでしょうか。 ジム 通訳、翻訳は体力勝負。特にフリーランスの場合、風邪でも引いて仕事に穴を開けたら後がありません。そこで大切になってくるのが体力作り。学校から5分程度のところに僕も会員になっている「Monterey Sports Center」があります。特に3カ月会員や6カ月会員になれば日本のジムの半額程度の料金で利用することができます。ジム施設は充実しており、ランニングマシーンや筋トレ用器具に加え、温水プールや体育館も併設。体育館ではバスケットボールやバレーボール、卓球、バドミントンなどができます。またジムのプログラムも種類が豊富で、ヨガやズンバもできますよ。 テニスコート テニス好きな私は週1程度でテニスをしています。場所はジムの横にある「Monterey Tennis Center」。クラスメートとプレーしたり、またFacebookで呼びかけてMIISの他のプログラムの学生とダブルスをしたりすることも。プレー代は「1回5ドルで時間制限なし」と格安。スタッフの方も気さくなのでテニスをする方にはお勧めです。 マッサージ店 日本では「犬も歩けば接骨院に当たる」と言ってもいいほどマッサージ業がさかんです。しかしここはアメリカ。接骨院自体が存在しません。しかし決して楽ではない学業の中、肩が凝ることもしばしば。そんなときに僕が行くのが「ComFOOT Spa」です。学校から3分のところにある中国系マッサージ店で、価格は1時間25ドルと高くはなく、チップを払っても30ドル。疲れた体におススメの癒し系スポットです。 美術館 疲れた体にはマッサージですが、疲れた心はどうほぐしたらいいのでしょう。そんなときには「monterey museum of art」がいいかも知れません。有名な芸術家の作品が飾られている訳ではありませんが、地元の画家や写真家によるモントレーの自然や一昔前のモントレーの街並みをモチーフとした作品が展示されています。静寂の空間が癒されたい心にぴったりです。 図書館 留学先では卒業後はその土地を去らなければならないことが大半なので、なるべくモノは持ちたくないもの。本はそんなモノの1つです。そこで頼りになるのが図書館。学校の図書館に加え、公立の図書館「Monterey Public Library」が学校の近くにあります。読みたい本があればAmazonで買う前にぜひこちらへ。地元の老若男女と触れ合うこともできます。 映画館 週末には息抜きがしたいですよね。息抜きのオプションの1つが映画観賞。モントレーの主要な映画館は2つあります。1つは学校近くの「THE OSIO CINEMAS」。日本で言う単館系映画館、といったところでしょうか。カフェに併設の小ぢんまりとした映画館で、有名な映画からドキュメンタリー、B級映画まで様々なジャンルの映画が上映されています。一方、もう1つの映画館は少し離れたDel Monte Center内にある「Century Cinemas」。この映画館では対照的に有名どころの映画が多く上映されているように感じます。その日の気分に合わせて2つの映画館を使い分けてみてください。 飲食店 意外に(?)かなりの数の飲食店が存在しています。学校の近くに限って言えば、その大半はAlvarado Street周辺に集中しています。日本料理、中国料理、韓国料理、レバノン料理、ギリシャ料理、タイ料理、メキシコ料理、イタリア料理、アメリカ料理……様々な国・文化の飲食店がひしめきます。またファストフード店としては「SUBWAY」「Jamba Juice」「Taco Bell」、また少し離れた場所に「マクドナルド」があります(景観に配慮してかトレードマークの黄色のM字が黒のM字になっているので要注目)。カフェについてはお馴染みの「Starbucks」を始めとしMIISの学生がタムロする「Plumes」、また少し離れたところに「east village」があります。いずれのお店も“ググれば”すぐに場所が分かると思います。 ヘアサロン 日本は理容技術が進んでいるので、アメリカの都市に住む場合、優れた腕をもったヘアスタイリストをみつけられるかどうか気になるところ。僕が通っているのは女性も男性もOKな「Euphoria」。1年半前にできたばかりの新しいヘアサロンで、スタッフの方々も気のいい人ばかり。日本風のサービスに近いサービスが受けられます。 以上、MIISの学生生活で役立ちそうな情報を集めてみました。モントレーでの学生生活が描きやすくなったでしょうか。この街は治安がよく、フレンドリーな方ばかりが集まった国際色あふれるコミュニティです。皆さんもMIISの学生になって、このすばらしいコミュニティの一員としてその国際性に貢献してみませんか?

モントレーで買える日本食材

Filed under: Life in Monterey — Chikako Tanada at 9:49 am on Sunday, April 8, 2012

海外生活で恋しくなるものと言えば、何と言っても日本食だと思います。モントレーには何件か日本食レストランがありますが、味がイマイチだったり、なかなかアルバイトが出来ない留学生は、財布の紐を締めなければならなかったりと、頻繁に外食できません。そうなると、日本食が食べたくなった時は、やはり自分で作るしかありません。そこで、今回は日本の調味料や食材が買えるモントレーのお店についてご紹介します。   Troia’s Market 350 Pacific St, Monterey, CA 93940 (831)375-9810 学校から1ブロックほど北に歩いた所にある小さなマーケットです。キャンパスから徒歩圏内にある日本食材を取り扱うお店の中では、品揃えが多い方です。かどやのごま油、キッコーマンの醤油、みりん、めんつゆ、ほんだし、カレーのルー、のり、わさび、乾麺、納豆、ちょっとした冷凍食品やおせんべいやチョコなどの菓子類、梅酒などが置いてあります。   Ocean Sushi Deli 165 Webster St, Monterey, CA 93940 (831)645-9876 キャンパスから徒歩8分ほどのところにある、食堂のような感じの小さな日本食レストランです。品数は少ないですが、レジ付近にカレーのルーやお茶漬けの素、そば、漬け物、チョコ、飴、おせんべいなどの菓子類、大福、アイスクリームなどがあります。日本食レストランとしても、日本人の間では好評です。   Whole Foods Market  800 Del Monte Center, Monterey, CA 93940 (831)222-1600 ご存知の方も多いかと思いますが、アメリカでは有名なオーガニックのスーパーマーケットです。アジア系食材のコーナーに醤油やみりんなど日本の調味料が若干あります。また、野菜のコーナーで時々もやしが売っていることもあります。学校から徒歩20分ほどのところにあるので、散歩がてら歩くには良い距離かも知れません。   Asian Market 3056 Del Monte Blvd, Marina, CA 93933 (831)384-3000 韓国マーケットなので韓国の品物が多いですが、Troia’s Market よりも断然豊富な日本食材を取り揃えています。みそ、醤油などの基本的な調味料はもちろんのこと、冷凍食品、納豆、野菜、お菓子など色々買うことができます。徒歩では行けませんが、車がなくてもバスで行くことも可能です。   私が実際に行った訳ではないのですが、同級生や先輩によると、Save Martのアジア系食材のコーナーには日本食材が結構あるそうです。また、First Oriental […]

カリフォルニア州での運転免許証取得

Filed under: Life in Monterey — Chikako Tanada at 10:56 am on Sunday, March 18, 2012

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、モントレーは小さな町で、 車がなくても普段の生活に困ることはほとんどありません。 学生の多くはキャンパスから1キロ圏内に住んでいます。私も学校から徒歩1分のアパートに住んでいるので、普段の生活は歩きが中心です。しかし正直なところ、車の運転ができる私にとっては「こんな時に車があったら…」とか、スーパーで料理用にワインを買おうとした時に、パスポートを持っていないことに気づいて買えなかったりと、不便な思いをすることもあります。(余談ですが、こちらでお酒を買う時、レストランで飲む時、大抵の場合アジア人は若く見られるので、運転免許証などのIDの提示が求められます。)貴重なパスポートを毎日持ち歩く訳にも行かず、車が必要になった時にレンタカーでも運転できるようにということで、カリフォルニア州の運転免許を取得することにしました。 私が運転免許を取ろうと思った時、私の周りの留学生でカリフォルニア州の免許を取った人はほとんどいませんでした。インターネットで情報収集すれば、駐在員の多いロサンゼルスやサンフランシスコにいる日本人がブログ等で免許の取得方法について書いています。しかし、こちらでは地域によって取得方法や必要書類など若干異なることもあります。日本では大抵の事がスムーズに進むので、日本人留学生が運転免許を取るにあたり、不安に思うことや混乱することがあるかも知れません。今回は私がモントレーで運転免許を取得したときの経験についてシェアしたいと思います。 運転免許を取ろうと思ってから最初にしたことは、運転免許センター(The Department of Motor Vehicles/DMV)を探すことです。モントレーから最寄りのDMVはSeasideにあります。SeasideのDMVまではバスで10分、更にバス停から徒歩10分程のところにあります。私は事前にホームページで申請書類等について確認し、DMVに行く当日に、オンラインで筆記試験の過去問を探して二時間ほど勉強しました。運転経験のある人であれば、それほど難しい試験ではありません。また、日本語でも受験できるので心配ありません。 DMVによっては新規の運転免許証申請の際に予約してから行く必要があるオフィスもあるようですが、私は予約しませんでした。というより、オンラインの予約システムで新規申請者のための予約欄を見つけることができませんでした。なので、直接DMVの窓口に行き、新規で運転免許を申請したい旨を伝え、申請書を貰って記入しました。それから記入済みの申請書、パスポートとI-94(入国審査の時にパスポートにホッチキス留めされるカードのようなもの)を提出し、視力検査、申請料金31ドルの支払い、指紋の採取、写真撮影を済ませてから筆記試験を受けました。申請の際にソーシャルセキュリティ番号が必要だの不要だの情報が錯綜しています。私は以前ワシントンD.C.に住んでいた時にソーシャルセキュリティ番号を取得していたので特に問題ありませんでした。ソーシャルセキュリティを取得していない方が免許の申請をする場合は、ご自身で必要の有無を確認するようにして下さい。 筆記試験は前述した通り日本語でも受験可能です。オンライン上に掲載されていた過去問の日本語は若干不自然で、英語で受験した方が良いという声もありました。私は日本語で受験しましたが、その時の日本語はかなり改善されて、自然だったように記憶しています。試験は選択問題なので事前に勉強しておけば大丈夫です。交通規則について36問、標識について12問の計48問で、42問以上正解で合格です。試験の採点が終わると、窓口に呼ばれて合否が伝えられます。その際に日本や他州で運転免許を持っているか聞かれます。私は日本の運転免許を持っているのでその旨を伝えると、それを提示するように求められました。提示すると、日本の免許証の裏側に「not valid in California 」というようなステッカーを貼られました。それから仮免許証を受け取り、そのまま同じ窓口で実技試験の予約をしました。実技試験の予約は取りづらく、学校の授業時間を考慮したりすると、筆記試験から1ヶ月後くらいでした。 車を持っていない留学生にとって問題となるのが実技試験の車をどうするかです。こちらでは実技試験の車を自分で用意しなければなりません。最初、私はクラスメイトに車を貸してもらおうかと考えました。しかしながら、実技試験の車は万が一のために自分の名前で保険に加入しておく必要がある為、クラスメイトの車を借りると、かなり面倒なことになると分かりました。色々オンラインで情報収集した結果、私の仮免許証でレンタカーを借りることができると分かり、レンタカーを使うことにしました。どうやら、こちらの仮免許証には二種類あるようで、一つは全く運転経験のない人が路上練習するための仮免許証で、もう一つは仮免許証というよりも2ヶ月限定の運転免許証です。私は運転経験があったため、後者の仮免許証を貰っていました。レンタカーの費用は保険とあわせて$60〜70くらいだったと記憶しています。インターネットで最寄りのレンタカーショップを探して車を予約しました。来店した時に保険をフルカバーでかけたい旨を伝え、 vehicle registration(車両登録証) がきちんと車にあるか確認してからDMVに向かいました。 実技試験当日は、試験開始時間20分ほど前に予め教えてもらっていた番号の窓口に行き、車両登録証と保険証を提示しました。それから、駐車場から指定された実技試験受験者用の待機レーンに車を移動するように言われ、そこで試験官が来るのをしばらく待ちました。試験官が来ると試験についての説明を受け、最初に手信号や車の機能についての簡単なテストを受けてから、DMV外の住宅地を走りました。試験官の指示に従い右折、左折、レーン変更し、途中の路肩で車を停めるように言われ、バックで曲がらずに進めるかなどをテストされました。地域によっては縦列駐車の試験があるようですが、私の時は単にバックで縁石と車を平行に保ったまま運転出来るかを確認されました。試験時間は20分ほどで、標識に従い、きちんと安全確認すればそれほど難しい試験ではありません。ただし、日本で車線変更する際の目視はちらっと後方を確認する程度だと思います。しかし、こちらでは大げさに振り向いてしっかりと確認しないと、減点の対象となります。これが実技試験で気をつける点かと思います。 DMVに戻るとすぐに、車内で試験官から合否を教えてもらいます。合格した場合は試験結果の紙を持って窓口に行き、本免許証が届くまでの暫定免許証を発行してもらいます。私の場合は実技試験から免許証が自宅に届くまでに二週間ほどかかりました。発送時期はホリデーシーズンなどを挟んだりすると、かなり遅くなることもあるようです。 国際運転免許証でも運転できるようですが、「州内に住居を定めた日から10日以内に州政府の発給した運転免許証を取得しなければならない」と書いてあるホームページもあります。私自身、これについて詳細はわかりませんので、国際免許証で運転することを考えている方がいましたら、必ずご自身で確認してから運転するようお願いします。また、日本と違ってアメリカの場合は担当者、管轄DMVによって情報が違うということはよくあります。DMVに行く前に、DMVのホームページやオフィスに直接電話をして、必要書類等を確認することを強くお勧めします。 この情報がみなさんのモントレーでの生活に役立てば幸いです。

One Week Diary of a 2nd-Year Conference Interpretation Student

Filed under: Life in Monterey,T&I Student Life,翻訳・通訳・ローカリゼーション管理 — Keitaro Morita at 8:12 pm on Saturday, March 10, 2012

過酷で寝る暇もないのか、試験だらけで常にプレッシャーを感じているのか、それとも意外に楽なのか……私はモントレー国際大学院(MIIS)に来る前に、日本語プログラムの学生がどんな1週間を過ごしているのか気になって仕方がありませんでした。 残念ながらそれを知る術がないままMIISの学業を始めたのですが、知っていればもう少し楽に学業に軟着陸soft landingできたのでは、と振り返って思います。潜在的な後輩のみなさんにはそんな経験はして欲しくない、という思いから、今回は2年次で会議通訳コースを専攻する森田がこの春学期にどんな1週間を送っているのかご紹介したいと思います。 まずは月曜日。新たな1週間はこの最もハードな日から始まります。10:00~11:50は英日の逐次通訳。続けて12:00~13:50は日英の逐次通訳。両クラスともにスピーチを2分ほどに区切り、そこで当てられた学生が取ったノートをみながら逐次通訳を披露します。その後、パフォーマンスに対して教授およびクラスメートからのコメントが飛び交います。トピックは秋学期が経済・金融、そしてこの春学期は技術と政治。毎回、いつ当てられるか分からない緊張感で教室が満たされますが、貴重なコメントは自分の通訳力を伸ばすよいきっかけとなります。「プロとしてお金をもらうようになったら誰も注意してくれず知らぬ間にクビになるだけ」。このフレーズは日本語プログラムでよく耳にする金言です。 14:00~15:50は週2回ある日英の翻訳の授業です。教室が離れているため、前の授業が終わると駆け足で2ブロック離れた建物へ移動。MIISは教室が1つのビルにまとまっているのではなく、3つのストリートを跨ってこぢんまりとした建物・教室が点在しているのです。急ぐあまり交差点でまで行かずにjaywalkする学生もいますが、取り締まりがあることもあるので要注意。 火曜日の授業は10:00~11:50の英日の同時通訳のみ。トピックやその日の体調によってうまくいったりいかなかったりします。ですので、背景知識と体調管理は通訳者には欠かせません。通訳者がアスリートに例えられることが多いのもこの辺りから来ているのでしょう。ガラガラ声の通訳なんて聞きたくないですもんね。またフリーランス通訳者が体調を崩した場合、代わりはおらず、穴を開けたら次回から仕事が来なくなり、死活問題にもつながります。 火曜日の授業終了後はクラスメートと「サイトラ」の練習をしています。「サイトラ」と聞いて動物の「サイ」と「虎」を思い浮かべた、という笑い話がありますが、「サイトラ」は「サイトトランスレーションsight translation」の略語。最新号の『The Economist』などから記事を1つ選び出し、大体4~6段落を2分間で速読します。その後、〈「最初はグー、じゃんけんぽん」で勝った人〉(これがMIISの伝統になっています)が半分に当たる2~3段落を目で追いながら前から訳出していきます。前から訳していくため同時通訳の訓練になるとともに、最新の経済動向を把握し、また簡潔で無駄のない上質の英語に触れるよい機会となります。訳出が終わったらもう1人がそれについてコメントし、その後、役割を交代します。 水曜日の授業は14:00~15:50の日英の翻訳の授業だけなので、朝はゆっくりできます。大抵は授業の予習、たまっているEメールや新聞の処理で終わってしまいます。授業ではまず課題が配布されます。そして制限時間内に学生が翻訳に取り組み、ネット経由で披露された翻訳を教授が評価し、またクラスメートがコメントします。1人で取り組みがちな翻訳の作業に〈他者の目〉を入れることができるので、自分の翻訳を異なる視点から見つめ直し、またクラスメートの訳出と比較することのできる又とない機会です。英語のネイティブ話者ではない私にとって、この授業は英語力アップにも直結しています。 授業後はクラスメートと1時間ほど逐次通訳の練習。練習場所は食堂が併設されているSamson Student Center(写真参照)。練習の内容は授業の予習か試験準備が中心で、英日なのか日英なのかはその日に決めています。1人でもできる作業かも知れませんが、友人との共同作業で学ぶことは多く、また彼/女からもらうコメントは有難いものばかり。「翻訳通訳学部の授業を1人で乗り越えるのは難しい」と最初のオリエンテーションで釘を刺されましたが、まさに的を射ていました。時に厳しいコメントをもらうこともありますが、「学び合う姿勢」、これが学業を乗り越えるコツの1つです。   木曜日は授業がないので、クラスメート3人とそれぞれ1時間ずつ午後に練習しています。この日は日英のサイトラ、そして英日・日英の逐次通訳を練習しました。逐次の練習教材としてはYouTubeやTEDxの映像を使って行います。特に、ボランティアの手による日本語翻訳プロジェクトが進行中のTEDxの動画には世界を賑わせている「有名人」が登場し、専門とする分野の最新動向をプレゼンしてくれるため、練習ツールとして手放しがたいものになっています。 そしてやっと金曜日。月曜と同様、金曜日にも3つの授業があります。1つ目は朝8時にスタートするTranslation & Interpretation as a Profession。現在進行形の授業なのですが、これまで学んだ内容としては「フリーの翻訳者・通訳者になった際の仕事の請け負い方、見積もりの方法」「顧客関係の構築方法」などが挙げられます。実務に即した形で授業内容が構成されています。 2時限目は日英の同時通訳の授業。ブースに入り、日本語の音声を聞きながら英語に通訳していきます。またウィスパリング通訳やビデオ通訳、機器を使った通訳など、実際の現場を想定した訓練も行われます。訓練はすべて、卒業時点で完成されたプロの卵になっていることを目指して行われます。 ランチブレークをはさんで1週間最後の授業は14:00~15:50のInterpretation Practicum。この授業は会議通訳を専攻する各言語プログラム(日本語・韓国語・中国語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・ロシア語)の仲間が一堂に会し、実践経験が豊富な2人の優れた教授陣を中心にプロの通訳者としての育成が行われます。実際の通訳の手法のみならず、3言語以上の通訳が発生するリレー通訳の方法、また通訳があるイベントをどう組織するのかということまで学びます。毎週、Practicumの学生のうち2人がCI(Chief Interpreter;通訳責任者)となり、その週に開かれるイベント・授業に通訳者を割り当てて通訳を組織化するとともに、会場や機器の手配など事前・当日の準備に従事します。前回のブログ(http://sites.miis.edu/tijapanese/2012/02/17/fall-forum-2011/)でお伝えしたFall ForumもPracticumの学生が組織運営したものです。このPracticumの授業は基本的に会議通訳コースの学生しか受講することができません。このブログを読んでPracticumに興味を持たれた方はぜひ会議通訳コースへ! そして週末の土日は学会で通訳のボランティアをしたりPracticumの一部としてイベントで通訳演習を行ったりすることもありますが、原則はお休み。大抵は課題や次週の授業の予習、また日本から持ってきている翻訳の仕事に追われて終わってしまいますが、友人と食事をしたり、ジムで汗を流したり、テニスをしてストレスを発散したりすることもあります。うまく気分転換をし、心と体のバランスを取ることができることも学業を乗り切る1つの秘訣です。 と、このようなスケジュールの繰り返しで学期の約15週間が過ぎていきます。 ここまで読んでいただいた皆さんはMIISの学業の様子を垣間見ることができたと思いますが、いかがでしたでしょうか。これを読んで同大学院への関心がさらに高まっていれば、と思います。

モントレーのファーマーズマーケット

Filed under: Life in Monterey — Sheena Simpson at 5:31 pm on Tuesday, November 29, 2011

私は南カリフォルニアのアナハイム市に生まれ育ち、大学からは北カリフォルニアのベイエリアで暮らしてきました。日本より少し大きなこの州は、広大な自然と世界をリードする大都市が存在し、様々な国のカルチャーがミックスされた、とてもエキサイティングなところです。   そ してこの度モントレー学院に入学し、改めてカリフォルニアの美しさに感動しました。まるで車のコマーシャルに出てくるような壮大な海岸線がつづく17マイ ルドライブ、こじんまりとした高級リゾートの街カーメル、あちこちに点在するワールドクラスのゴルフ場は、ゴルフをしない人でも憧れてしまいます。私はこの素晴らしい環境の中で、これから2年間学び暮らせることを、とても幸せに感じています。   では、私が気に入ってるモントレー生活の一部を 紹 介します。一番楽しみにしているのは、毎週火曜日に開かれるファーマーズマーケットです。ダウンタウンの道路が2ブロック歩行者天国になり、ローカルの農 家がブースを出し、新鮮なオーガニック野菜が色とりどり並べられます。その中には今まで目にしたことのない野菜があったりします。農家のおじさんやおばさ ん達はとても親切で、珍しい野菜の説明から調理法まであらゆるアドバイスしてくれます。野菜や果物以外にもおいしいペストリーやケバブ、あらゆる種類のス ナックが売っていて、それを食べ歩きしながらバンドのライブ演奏を聞いていると、もうお祭り気分になってしまいます。   こうして毎週ファーマーズマーケットに顔を出していると知り合いも増え、いつの間にかコミュニティの一員なれた感じがしてきます。モントレーは都会とは違い、人との関わり合 いが温かくとても居心地の良い心休まるところです。私は、これからもっとコミュニティ活動に参加して、沢山の出会いしていきたいと思っています。  

モントレーの教会

Filed under: Life in Monterey — Anne Awaya at 5:12 pm on Monday, October 31, 2011

私は日本語ネイティブではないので、つたない日本語を大目に見ていただければ幸いです。日本語プログラムの一年生で、カリフォルニア出身の日系人です。今日、モントレーの生活の中で教会についてお話しします。私はモントレーに来る前に、3年間広島県の福山市で、JETの教員として勤めていました。その間、偶然同僚がある教会を見つけ、私を小さいその教会に紹介してくれました。この教会はほとんど南アフリカ人と日本人の団体で、文化の違いがあったにもかかわらず、親しく、それに気軽に礼拝やイベントを立ち上げ、楽しい経験をしました。 日本で毎週のように教会に参加していたため、モントレーでもその習慣を続けたいと思っていました。そこで、IPS(国際政策)専攻の友達とモントレーの教会を調べることにしました。まず、その友達の家の近くの教会に行きました。そこのメンバーは明るく、何人もの人が挨拶してくれました。友達が来て、ホールに入ったら、ほとんど50代以上のメンバーでした。全員、私達の方をこっそり見ている感じで、「どうしてそんな若そうな二人はいきなり来るんだろう」と思っていたに違いありません。礼拝の後、唯一の若そうな男性は私たちに話をかけてくれ、その男性と彼のお母さんが私達を昼ごはんにも誘ってくれました。教会は全体的にとても歓迎的でしたが、メンバーは全員その教会に長く通っているそうで、私達にはやはりもう少し若い人達がいる教会が合うのではないかと思いました。 次に、最初の教会で会った人から教えてもらった、学生にお勧めの教会に行きました。友達によると、この教会は歴史的にヒッピーの教会として知られているそうです。外には、無料のコーヒー、お茶、ジュース、おやつなどが用意されていました。ビルを入ると、ラウンジがあって、人はそこで腰をかけて、広いスクリーンを眺めていました。それは友達によると、礼拝の一つの形だそうです。伝統的に礼拝堂で参加するより、コーヒーを飲みながら、礼拝堂で行っていることをスクリーンで観ることができます。私達は伝統的な礼拝が好きなので、普通に礼拝堂に入りました。賛美歌をいくつか全員と歌ってから、牧師の説教を聞きました。 3つ目の教会はシアターで行われます。ステージ上で、教会のバンドが賛美歌を演奏しているときに、どうしてもロックコンサートの雰囲気になってしまいます。牧師はそのことについて、「この教会の目的は娯楽になっている感じがしますが、ちゃんと教会以外でも仲間と個人的もしくはグループで会って、本当の礼拝をしよう。」とよく注意していました。そのことに聞き飽きてしまい、やはりシアターの感じの礼拝は面白くても、メッセージがちゃんと伝わってくるのだろうかと疑問に思いました。 こういう試行錯誤で、ようやく教会を選びました。どの教会にしたと思いますか。はい、みなさんのご想像通り、2つ目のヒッピーの教会でした。他の教会にも良いところがないというわけではないです。ただ、この教会では、賛美歌をみんなで熱心に歌うことに力を入れていて、牧師もユーモアがあり、聖書の直訳の言葉に従うより、聖書の精神に従うことを焦点としています。このような教会は私には一番向いています。最後までお読み頂きありがとうございました。教会に興味がある方は参考にして頂ければと思います。

モントレーに行くはずなのに、シーサイドやパシフィック・グローブっていったいどこなんだろう?

Filed under: Housing,Life in Monterey — Jessica Smarsh at 11:28 am on Wednesday, October 19, 2011

初めまして、ジェシカ・スマーシュと申します。モントレー国際大学院の翻訳・ローカリゼーション管理(TLM)の一年生です。8月に初めてモントレーにやって来ました。来る前に一番心配していた事は住む場所を見つけることでした。最初はCraigsListでとりあえずモントレー周辺のアパートを探しましたが、シーサイドやパシフィック・グローブっていったいどこなんだろうと思いました。モントレーにまだ行く前から既に迷子になった気分でした。そして、ある日奇跡の地図を見つけました→こちらですこれでモントレー・ベイ周辺のそれぞれの町の位置が明らかになりました。でも町の場所が分かっても、大学院からの距離は住所だけでは判断できません。妹に相談したところ、このサイトを勧められました→こちらです。このサイトに町の名前を入力するとグーグル・マップでCraigsListとかの書き込みを実際、地図上に表示してくれるうえ、希望の値段の範囲内でアパートを探すことができます。結構便利で、自分の今住んでいる家もこのサイトで見つけました。 簡単に言うとモントレーベイには次の5つのエリアがあります。 モントレー/ニューモントレー シーサイド/サンド・シティー パシフック・グローブ カーメル マリーナ この5つ以外にもいくつか小さな町がありますが、MIISの学生はだいたいこの5つのうちのどこかに住んでいると思います。 ちなみに私が住んでいる家はシーサイドにあり、学校から5マイル程離れています。アパートではなくて、一件家の一部屋を借りています。シーサイドだとTargetやスーパーが結構近いのですが、車がないとバスや自転車で通学するしかなく不便です。車のない私は、毎日30分ほどかけて自転車で通っています。海辺の景色は確かに美しいのですが、急いでいる時はその魅力を楽しむ余裕がありません。 もし自転車が嫌でしたら、バスも一応あります。シーサイドからモントレーまではどこで乗ってどこで降りても2ドルかかります。バスは昼夜問わず一時間に一本しか来ません。行きに自転車に乗って帰りにバスを利用するのでしたら、バスの前方に自転車用ラックがあるのでそこに自転車を置くことができます。 最後に私からのアドバイスですが、シーサイド、マリーナ、カーメルは学校から遠いので、車がない限りさけた方が良いかもしれません。どこに住むことになっても自分が落ち着けるところが一番の理想です。安心して勉強もできるところでないと結局疲れてしまいます。家さがしは時間をかけて慎重にすることをお勧めします。きっと素敵なところが見つかると思います❤

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