Monthly Archives: November 2010

CATESOL学会

11月13日、モントレー国際大学のキャンパスにてCATESOL (The California Teachers of English to Speakers of Other Languages)北部地域学会が開催されました。

メインとなるゲストスピーカーとして、Diane Larsen-Freemanをお迎えし、500人以上の参加者が集いました。53グループのプレゼンテーションのなかで、モントレー国際大学の教授・講師・生徒合わせて11グループが論文や実践的な教授方法を発表し、その他にも3人がポスターセッションで発表しました。

私にとって学会に参加するのは初めての経験だったので、とても緊張しましたが、CATESOLの方々はとてもあたたかく、弁士もリラックスした様子で発表していました。また、参加者の約半分はカリフォルニアにある大学院の生徒達で、The University of California Davis Campus, San Francisco State University,の生徒が目立ちました。

正直、学会は教授経験の豊富でとても有名な学者のための発表の場だと思っていましたが、CATESOLはもっと「実践的」で「クラスの中で役に立つアクティビティーを共有する」場で、会場の中でも弁士と聴衆の意見交換、質問が飛び交っていて、弁士が一方的に話すのではなく双方向の「対話」の様でした。また、役立つアクティビティーを紹介された後、実際参加者が生徒の目線に立ってアクティビティーを経験し、皆で振り返りをする場面も見受けられました。

最後に、この学会に参加し、大学院の授業で勉強した「第2言語習得理論」の第一人者であるLarsen-Freeman博士の話から、カリフォルニアで教鞭をとっている他の教授、また、大学院で修士課程を目指している生徒まで、様々な人から「英語教育」についての良いアイデアをもらうことができました。CATESOLは教授経験の少ない私たちのような大学院生に対して、大きな門戸を開いているとてもすばらしい組織だと思います。モントレー国際大学でTESOL/TFLを専攻する生徒は是非、CATESOLで学会発表することをおすすめします!

モントレー国際大学でもこの学会に関する記事を紹介しています(英語)