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日本からアメリカへ持ってくるべき物TOP10

今年の9月からモントレーでの生活を始める方々はそろそろ荷造りを始め、一体何を持っていけばいいのか、何がこちらでも手に入り、何が手に入りにくいのか、を疑問に思ってると思います。

そこで今回は、アメリカでの新しい生活を始めるにあたり、日本から持ってくるべき物TOP10をリストにしてみました。現金、パスポート、クレジットカードなど明らかに必要なものの他に、あると便利だけど、アメリカでは手に入りにくいものなどをリストしてみました。尚、このリストは男性視点ですので、女性は他にもリストに挙げるべきものがあるかもしれません。かつ、このリストには個人の意見が深く関わっていますので、その点ご了承ください。

  1. ラップトップ(使い慣れた日本語キーボードのパソコンはアメリカではレアです)
  2. 電子辞書(留学生の必需品といっても過言ではない)
  3. デジカメ(モントレーは海沿いの美しい観光都市であることをお忘れなく)
  4. ボールペン(これは断然日本製に限る。一時帰国する友人に頼んで買ってきてもらうことも)
  5. 目薬(日本で愛用しているものがあれば、多く買ってくることをお勧めします)
  6. 歯ブラシ(アメリカのはサイズが大きすぎて奥まで磨いた気になりません)
  7. 摂氏表示の体温計(未だに華氏表示には慣れません)
  8. 体洗う用のタオル(アメリカでも売ってますが、タオルタイプのはあまりみません)
  9. 常備薬(アメリカの薬は作用が強いものが多いようです)
  10. 化粧品など(女性はよくわかりませんが、男性でもヘアワックスなど)

補足:ちなみに、上に挙げたもののほとんどはアメリカでも手に入ります。ただ、モントレーでは恐らく手に入りません。車で1時間半のところにあるサンノゼという街までいけば買うことは可能です。ただ、車が必要なので、

ラップトップはキーボードさえ気にならなければ、アメリカで買った方が安くつくかもしれません。どうせ図書館のパソコンなどはアメリカ使用のキーボードなので、速く慣れるためにもこちらで買うのも一つの手です。しかし、モントレーに到着直後は、家探しなどのためにパソコンを使う機会が多いと思いますので、やはりあらかじめ買って持ってくると便利でしょう。

電子辞書も、サンノゼにある紀伊国屋などで買うことが可能です。オンラインでも日本の電子辞書を買うことが可能です。が、値段は日本で買った方がが断然安いと思います。なお、昔のポストで、留学生にお勧めの電子辞書について書いたので、そちらも参照にどうぞ。

デジカメもこちらの家電量販店で買えますが、日本の方が最新モデルを安く買えると思います。

ボールペンも前述の紀伊国屋で買えますが、高いです。

目薬、常備薬だけはおそらく日本と全く同じものはアメリカでは買えないと思います。

歯ブラシ、摂氏表示の体温計、体洗う用のタオル、化粧品もだいたいの物はサンノゼにあるミツワという日本人向けのスーパーマーケットで買えます。高いですが。

次回からアメリカで新生活を始めるにあたって -大学院生編- を始めたいと思います。

アメリカ車事情 (1)

今回はアメリカの車事情について。

ご存知の方も多いとは思いますが、アメリカはいわずと知れた車社会です。特にカリフォルニアでは、州の面積が広いにも関わらず、公共の交通機関が乏しいため、一部の地域(サンフランシスコ)を除けば、車がないと非常に移動に困ります。サンフランシスコでは、Bay Area Rapid Transit (BART)という、メトロシステムがあり、カリフォルニアでは珍しく公共の交通機関でいろんなところに行くことが可能です。カリフォルニア以外で言えば、ニューヨーク、ボストン、ワシントンDCなどでもメトロがあります。

モントレーは、と言えば、モントレーのダウンタウン近郊に限れば車がなくても普通に生活していく分には問題はないと思います。スーパーマーケットも、レストランやカフェも、銀行も基本的に大学院のキャンパスから歩いていくことができます。ただ、日本の食材などが売っているマーケットに行くためには車が必要になってきます。Monterey Salinas Transit (MST)というバスシステムもあり、意外といろいろなところにバスで行けますが、車なら1時間で行ける場所に、バスに乗ると3時間もかかってしまうというところを見ても、やはり車があった方が断然便利な生活が送れます。というわけで、車はほぼ日本で言う自転車感覚です。免許も簡単にとることができ、車の売り買いも結構気軽に行われます。高い買い物であることは間違いないんですけどね。

車の話をする前に、運転するのは運転免許が必要になってきますので、アメリカ車事情 (1)と題した今回のエントリーはまず免許のことについて買いていこうと思います。

アメリカで免許を取るときには、教習所に通う必要はありません。ですので、非常に安上がりに免許を取得することができます。まず運転の練習をする前に、仮免許を取らなければいけません。仮免許をとるためには、地元の、Department of Motor Vehicle (DMV)に行きます。DMVで筆記試験を受けることができ、この試験に合格すると仮免許がもらえます。このテストも非常にシンプルで簡単で、少し勉強すればたいていの人は簡単に合格できます。費用は31ドル。

仮免許がとれたら、今度は車を持っている友人に頼み、運転の練習をさせてもらいます。カリフォルニアでは、基本的に既に免許を持っている人(ただし18歳以上でなければならない)が助手席に座っていれば、仮免だけで公道で運転することが可能です。なので、多くの人が、自信がつくようになるまで友人の車で練習させてもらい、そして再びDMVでの実技試験に臨みます。この実技試験は3回チャンスがあり、1回目で合格できれば追加費用は一切かかりません。しかし2回目、3回目の実技試験にはそれぞれ6ドルかかります。3回目でも合格できなければ、再び筆記試験からやり直さなければいけません。

晴れて実技試験に合格すれば、その日から一人で車を運転することが可能になります。

ちなみにカリフォルニアでは、オートマだけしか運転できなくても、免許さえとれてしまえば、その免許でマニュアル車も運転できるようになります。日本のようにオートマ限定免許というのは存在しません。

さらに詳しい情報が載ってるウェブサイトのリンクを貼っておきます。

次回はどこで車を買うべきかについて。