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奨学金情報

 

このトピックでは海外留学生向けの奨学金情報について発信していきます。
留学は授業料だけでなく、準備段階や渡航、そして新生活を始めるにあたり、やはりある程度まとまったお金が必要になってきます。
寄せられる質問で多いのがやっぱりお金のこと。
なので、少しでも留学資金の助けになりそうな情報をここで発信していこうと思います。

第一弾は日本政府の奨学金です。

<文部科学省長期海外留学支援>(以下は平成20年度の情報になります)

留学先:
◆ 派遣先の国の正式な高等教育機関(海外の大学及び大学院)

募集分野:
◆ 修士または博士の学位取得を目的とする者:派遣先で「修士」又は「博士」の学位取得が可能な分野 (芸術の実技分野を除く)

支給期間:
◆ 「修士」の学位取得を目的とする者:2年以内
◆ 「博士」の学位取得を目的とする者:原則3年以内

給付内容:
◆ 月額170,000円~102,000円の奨学金を支給(留学先地域により支給金額は異なる)
◆ 大学の正規課程で「修士」または「博士」の学位取得に必要な授業料中、年間1万米ドル相当以下の場合は、その実費額。1万米ドル相当部分を超える実費額については文部科学省が派遣学生の所得基準に基づき決定した金額を支給。
◆ 派遣学生の住居地の最寄の国際空港から派遣先大学などの最寄の国際空港までの間の往復下級航空賃(国際空港までの移動経費は除く)

給付開始時期:
◆ 平成20年4月以降
◆ 学位取得を目的とする者の派遣期間の開始は、正規課程の学期開始時とする。
◆ 正規課程開始前の語学研修期間等は派遣期間に含めない。
◆ 学位取得を目的とする者は、平成21年3月31日までに、学位取得のための正規課程での学習を開始すること。

応募資格:
次の(1)~(9)の条件すべてに該当する者でなければならない。
(1) 以下のいずれかに該当すること。
◆ 派遣期間終了後、大学や研究機関等において、我が国の国際競争力の強化や人類への知的貢献に資する教育研究を行う意思を有すること。
◆ 派遣期間終了後、国際機関等の中核的な職員として国際貢献に資する活動を行う意思を有する こと。
◆ 派遣期間終了後、その他の機関において、上記a)、b)に類する活動を行う意思を有すること。
(2) 日本国籍を有する者または日本への永住が許可されている者。
(3) 年齢:平成20年4月1日現在の年齢が次の通りであること。
◆ 「修士」の学位取得を目的とする者:28歳未満
◆ 「博士」の学位取得を目的とする者:31歳未満
(4) 大学を卒業し「学士」の学位を有していること(見込みを含む)。ただし 派遣時には、大学を卒業し「学士」の学位を有していることが必要。
(5) 派遣時に大学、企業等に常勤・非常勤を問わず雇用されていないこと
(6) 2008年1月18日から過去2ヶ年以内に受験した英語能力が別に定められた水準以上であること。
◆ TOEFLの得点がPBT (Paper-Based-Test)600点、CBT(Computer-Based-Test)250点、iBT(Internet-Based-Test)100点、又はIELTS7.0(Academic Module)以上であること
◆ 派遣先が求める語学能力が、上記ア異常である場合は、派遣先が求める語学能力異常であること。
(7) 学部及び修士課程及び博士課程在籍時の成績が別に定められた水準以上であること。
◆ 「修士」の学位取得を目的とする者:申請様式2-4の計算式によって算出された学部在籍時
の成績評価係数が2.45以上であること
◆ 「博士」の学位取得を目的とする者:修士課程の在籍時の成績評価係数が2.45以上であること
(8) 派遣先での取得学位が、応募者の取得済み学位と同分野、同レベルでないこと。
(9) 派遣先での勉学に耐えられる健康状態であること。

選考方法:
書類、面接

問い合わせ先:
〒100-8959
東京都千代田区丸の内2丁目5番1号
文部科学省高等教育局学生支援課
留学生交流室外国留学係
電話:03-5253-4111(代表)(内線3027)
URL:
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/cyouki.htm
応募する場合は上記のURLから1.公募要領、2.審査要項、3.申請書(作成・記入要領)、4.申請様式及び5.願書チェック表をダウンロードして下さい。送付はしていないようです。
またこのプログラムはすでに日本の大学や大学院に在籍中の方が大学を通して申し込む方式ですので、自分の学校の海外交流センターなどでこのプログラムを行ってるかどうかを確認してみてください。