1月のモントレー国際大学

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。もう既に2月ですね。モントレーは早くも春の陽気で、暖かい日が続いています。向こう一週間は温かい日が続くみたいですが、そのおかげで朝晩の温度差が激しくなるので、体調管理には充分に気をつけていかなければなりません。

さて、筆者は冬休みはずっと日本に戻っていました。しかし1月もモントレー国際大学ではクラスが行われていました。昔のポストにも書きましたが、筆者は二年前の一月には「環境保全リーダーシップコース」(Conservation Leadership Practicum)というコースを取りました。CLPについての詳細はここから是非昔のポストを読んでみてください。

今回は他のプログラムにも注目してみたいと思います。

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Development Project Management Institute(DPMI)というプログラムは、三週間の集中講座で、今年はモントレーとエジプトのカイロで実施されました。主に発展途上国でプロジェクトを実施する手法を学ぶことができ、将来途上国で仕事をしたいと考えてる人にとってはとても有意義なプログラムです。エジプト・カイロでのプログラムは、始めての試みで、ワシントンDCにあるアメリカン大学との共同で実施されました。このDPMIを修了することで、学生はDPMI Plusといって、3ヶ月のインターンシップという形で、学んだことを実際の現場で活かす機会も得ることもできます。

Team Monterey in El Salvadorは、今年で5年目となるプログラムで、希望する学生達が中米・エルサルバドルに行き、現地のNGOと共同で様々なプロジェクトを経験することができます。実は筆者が去年エルサルバドルにいる時に、ちょうどこの時期にエルサルバドルに来ていた去年のTeam Montereyの人たちと会うことができました。スペイン語の単位にもなり、途上国の現場での経験をつむことができるので、チームの一員になるためにはリーダーとの面接もあるという、競争率が高く人気のプログラムです。

また、モントレー国際大学では、International Professional Service Semester(IPSS)というプログラムもあり、これは一学期間全てをインターンシップに費やすし、尚且つ単位も得ることができるというプログラムです。これは自分が希望する組織を調べ、実際に応募も自分でするのですが、学校が推薦してくれるので、その組織でのインターンを得やすいという特徴があります。毎年このプログラムを使って、多くの学生が国連を始め様々な国際機関、国際NGO、政府機関でのインターンを得ています。こちらも人気のあるプログラムなので、評定平均が3.5以上などの応募資格が定められています。

こういったプログラムを通して、学問のみならず、現場でのプロフェッショナルな経験を積むことができるのが、モントレー国際大学の大きな特色の一つと言えるでしょう。

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