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モントレー国際大学での奨学金

メールで寄せられる質問で多いのが、MIISでの学費と、どうやってその資金を確保すべきか、ということなので、今回は改めて学費と奨学金について書こうと思います。

2010年−2011年の学費は、年間(2セメスターで)32800ドル。生活費などを含めた合計は、50665ドルとなっています。詳しいデータは上のAboutの部分にも載っているので、そちらもぜひみてほしいのですが、まず特筆すべきは、モントレー国際大学が独自に行っている給付型の奨学金プログラムです。出願者全員が自動的に考慮され、最大で年間の学費の半額(約16000ドル)が給付されます。給付式ですので、返還の必要はもちろんありません。学部時代のGPAが高い、特筆すべき職務経験がある、など、モントレー国際大学としてもぜひとも入学してもらいたい出願者ほど、多い額がもらえる可能性が高まります。逆に一切もらえない可能性もあります。

これ以外の奨学金は、基本的にアメリカ人学生対象となります。しかし奨学金といっても基本的には教育ローンなので、こちらは卒業後に返還しなければいけません。しかもアメリカの教育ローンは利率が高い(6.8%)ので、5年10年とかけて返済するとかなりの高額になってしまいます。日本で教育ローンが借りることが可能なら、そちらのほうがいいかもしれません。

その他の奨学金を見るには下のMore→をクリック

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このブログについて

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最新の記事は、この下から始まります!

モントレー国際大学 日本語ブログへようこそ!

このブログは、モントレー国際大学(英語名称:Monterey Institute of International Studies (MIIS))の現役生、卒業生、関係者だけでなく、この学校に興味のある人、これから出願したい人、興味があって詳しい情報がほしい人から、よくわからないけど面白そうだなと思う人まで、様々な人への情報提供を目的に作られてあります。基本的にこの記事のすぐ下の記事が最新記事になります。もしくは右のカテゴリーから自分のほしい情報をGETして下さい!

ちなみにブログの背景の写真は美しいモントレーの街並みです。

大学公式サイトはこちら

Mixiをお持ちの方はMixi上でのMIISコミュニティも参照ください。コミュニティの名前は「Monterey Institute」です。

Facebookのグループはこちら。

また、2011年度にMIISに入学予定の方向けのグループもあります(こちらは参加するのに承認が必要です)。

Twitterもあります。

※このブログに掲載されている情報には正確を期していますが、学生の経験や主観に基づく文章も含まれていることをご了承ください。

三重県私費海外留学生奨学金

 

今回は地方自治体の奨学金を紹介していきます。三重県私費海外留学生奨学金。
三重に継続して一年以上住んでいる人及びその子、など多少条件がきつめですが、当てはまる人にとってはかなり有難い奨学金です。
しかも給付ですので、返還の必要もありません。
三重県出身の方は要チェックです!

<三重県私費海外留学生奨学金>

留学先:
大学、大学院、短期大学、高等専門学校(4年以上)の正規課程

給付内容:
年間授業料、ただし120万円(月額10万円)を上限

支給期間:

在籍課程を修了するのに必要な最短就業年数、ただし4年を上限

募集時期:
3~4月

応募資格:
以下の条件を満たしていること
◆応募年の4月1日現在、1年以上継続して三重県に住所を有する子等
◆奨学金の申請者が1年以上継続して三重県に住所を有する
◆35歳未満(申請する年度の4月1日現在)
◆受け入れ校に入学するのに必要な学歴を有する者

選考方法:
書類選考・面接

問い合わせ先:
財団法人三重県国際交流財団(TEL: 059-223-5006)

URL:
http://www.mief.or.jp

モントレー国際大学について

Monterey Institute of International Studies (MIIS) は、かつてはカリフォルニア州の州都でもあったモントレーに、ガスパルド・ウェイス、レムセン・バード、ドワイト・マローJr.の三氏によって1955年に設立された私立の大学院です。もともとはMonterey Institute of Foreign Studiesという名称で、国際理解を語学と文化の勉強によって深めるのを目的とした学校でした。名称が変わった現在でもこの精神はMonterey Instituteの根幹を成す哲学として行き続けています。

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約800名の学生のうち半分は50以上の国からの留学生で、アメリカ国内からの学生も90%が海外での経験を持ち、経験豊富な教授陣も半数は海外から招聘しているため、常に様々な言語が飛び交う国際色豊かなキャンパスです。1990年代までに、 翻訳・通訳のプログラムをはじめ、国際政策のプログラムも世界中で高評価を受け、各国政府機関をはじめ、国連などの国際機関にもたくさんの人材を送り出しています。

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2005年にはアメリカのリベラル・アーツの大学でトップ5に数えられ、言語教育、経済・環境の分野でも有名なMiddlebury大学と提携を開始しました。英語のサポートもしっかりしており、多少TOEFLの点数が足りなかったり、英語に自信のない人でも夏休みのEAPP (English for Academic and Professional Purpose) のプログラムから始める事で、安心して大学院の本格的な授業についていくことができます。非常に親切なスタッフが留学生のお世話をしてくれるので始めて留学する人でも安心です。

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Middlebury Collegeのロゴ

2009年からは、Middlebury大学とモントレー国際大学は完全に統合され、それにともない、プログラムの再編成が行われました。前のブログで載せてた情報から変更があります。具体的には修得できる修士号及び、それらを包括するプログラムの統合が行われました。変更は以下の通り。

◆国際政策・経営プログラム

  • 国際経営学修士号(MBA)
  • 国際政策学修士号(MAIPS)
  • 核非拡散・テロリズム学修士号(MANTS)
  • 行政学修士号(MPA)
  • 国際環境政策学修士号(MAIEP)
  • 学士号とのジョイント修士号

◆翻訳・通訳・言語教育プログラム

  • 翻訳学修士号(MAT)
  • 翻訳・通訳学修士号(MATI)
  • 翻訳・ローカリゼーション管理学修士号(MATLM)
  • 会議通訳学修士号(MACI)
  • 英語教授法修士号(MATESOL)
  • 外国語教授法修士号(MATFL)

MIIS Reorganizationについての資料もついでに載せちゃいます。

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また、このブログの右側のAbout MIISの欄にもモントレー国際大学に関する情報が載っていますので、ご参照下さい。。

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