Monthly Archives: February 2011

モントレー国際大学でのキャリアフェア

2011年2月25日に、先日のポストでもお伝えした、モントレー国際大学が独自に開くキャリアフェアがありました。最終的に90以上の組織が参加し、大盛況のキャリアフェアとなりました。
筆者も5月に卒業を控えていますので、もちろん参加しました。このイベントはキャンパスではなく、近くのホテルの一室にある、Monterey Conference Centerという場所で行われます。アメリカでのキャリアイベントは始めてだったので、どんなものか若干緊張しましたが、日本の企業が企画するものとほぼ似たようなものでした。ただ、ボストンや東京で行われるキャリアフォーラムと違い、今回のイベントは、その場で面接を行い、うまくいけばその日のうちに内定がもらえる、というものではありません。実際に仕事を得る部分よりも、より多くの企業・組織を知り、自分のネットワークを広げるという部分に重点が置かれていたという印象を受けました。

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モントレー国際大学での奨学金

メールで寄せられる質問で多いのが、MIISでの学費と、どうやってその資金を確保すべきか、ということなので、今回は改めて学費と奨学金について書こうと思います。

2010年−2011年の学費は、年間(2セメスターで)32800ドル。生活費などを含めた合計は、50665ドルとなっています。詳しいデータは上のAboutの部分にも載っているので、そちらもぜひみてほしいのですが、まず特筆すべきは、モントレー国際大学が独自に行っている給付型の奨学金プログラムです。出願者全員が自動的に考慮され、最大で年間の学費の半額(約16000ドル)が給付されます。給付式ですので、返還の必要はもちろんありません。学部時代のGPAが高い、特筆すべき職務経験がある、など、モントレー国際大学としてもぜひとも入学してもらいたい出願者ほど、多い額がもらえる可能性が高まります。逆に一切もらえない可能性もあります。

これ以外の奨学金は、基本的にアメリカ人学生対象となります。しかし奨学金といっても基本的には教育ローンなので、こちらは卒業後に返還しなければいけません。しかもアメリカの教育ローンは利率が高い(6.8%)ので、5年10年とかけて返済するとかなりの高額になってしまいます。日本で教育ローンが借りることが可能なら、そちらのほうがいいかもしれません。

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TEDxMonterey 2011

TEDというのをご存知でしょうか?TEDは、Technology Entertainment and Designを示しており、毎年一回TED Conferenceという名前を冠した講演会を主催してる非営利グループです。このTED Conferenceは、Ideas Worth Spreading(広げる価値のあるアイデア)というテーマのもと、もともとは毎年モントレーで行われていたのですが、最近はロングビーチで開催されています。今年もロングビーチでの開催となりました。具体的にどのような講演会なのかというと、名前の通り、テクノロジー・エンターテインメント・デザイン・学術などの分野の第一人者が講演を行います。もともとは身内のサロン的な集まりだったそうですが、2006年から講演会の内容をオンラインで無料で動画配信するようになり、有名になったみたいです。著名な講演者の一例を挙げれば、DNAの二重らせん構造の共同発見者でありノーベル賞受賞者でもあるジェームズ・ワトソン、元大統領ビル・クリントン、Wikipediaの共同創設者ジミー・ウェールズなどなど(Wikipediaの記事より)

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MIISでの学生団体

MIISには多くの学生団体があり、勉強の合間をぬってみんなこうした団体での活動にも励んでいます。アフロクラブ、アムネスティ・インターナショナル、国境なきアーティスト、サッカークラブ、空手クラブ、ネットワーキングクラブ、日本人会など、国際的で、多種多様な団体がそろっています(下に一覧)。

最近ではモントレー半島サッカーリーグに所属する、MIISのサッカークラブが、準決勝まで進み、熱狂的なファンと共に、充実したリーグを過ごしました。

それからMIISには何とキャンパスの一画に学生が運営してる畑があります。Our Green Thumbと名付けられ、2年前ほどから有機野菜を栽培しています。

また近くにある、Navy Postgraduate School(海軍大学院)では、ラグビークラブもあり、MIISの学生も参加できるそうです。モントレー自体が小さい街なので、こうして地域と一緒になった活動を行えるのも、小さい大学で学ぶ上での魅力かもしれません。

先日は春学期のクラブフェアーも行われ、各クラブが新入生の勧誘に励んでいました。また、学期のはじめに必ずこうしたクラブフェアーが行うので、新しく団体を始めたい人も気軽に始めることできます。

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キャリアについて

MIISにおいての就活について書きます。

まず最初に、筆者が去年参加したボストンキャリアフォーラム(BCF)について触れておきます。

BCFは、DISCO Internationalという会社が毎年10月〜11月にボストンで開催している、日英バイリンガル向けの就職イベントのことです。ウェブサイトによれば、参加対象は、日本国外の4年制大学・大学院を卒業予定(もしくは卒業済み)の方、日本の4年制大学・大学院に在籍し、交換留学されてる方、職務経験をお持ちの方、卒業まで1年以上あるが、就職意識の高い大学1~3年生、大学院1年生の方も歓迎、とのことです。ですので、このイベントは丸っ切り留学生向けというわけではないです(留学生の定義にもよりますが)。つまり、海外の4年制の大学で学んだ人から、日本の大学に在籍していて交換留学で3ヶ月だけ海外で学んだ人、さらには、帰国子女で日本の大学に通ってるという人まで参加します。なので、参加者は膨大です。参加企業ですが、これは景気によって左右されます。2010年は132社が参加しました。手元に正式なデータがないのですが、確かサブプライムが起き、リーマンで世界経済が大きな打撃を受けた2008年は90社、2009年は100社前後だったと記憶しています。ちなみにサブプライム危機の前の2007年は200社近くが参加したそうです。

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1月のモントレー国際大学

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。もう既に2月ですね。モントレーは早くも春の陽気で、暖かい日が続いています。向こう一週間は温かい日が続くみたいですが、そのおかげで朝晩の温度差が激しくなるので、体調管理には充分に気をつけていかなければなりません。

さて、筆者は冬休みはずっと日本に戻っていました。しかし1月もモントレー国際大学ではクラスが行われていました。昔のポストにも書きましたが、筆者は二年前の一月には「環境保全リーダーシップコース」(Conservation Leadership Practicum)というコースを取りました。CLPについての詳細はここから是非昔のポストを読んでみてください。

今回は他のプログラムにも注目してみたいと思います。

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